仕事が忙しい中で、オンライン英会話を「毎日やろう」と決めたものの、
正直きつい、続かない、もう無理かもしれない——そう感じていませんか?
私は仕事が終わるのが夜10時、11時という生活を送りながら、
TOEFL/IELTS対策のためにオンライン英会話を毎日続ける環境(Sprint)を2回経験しました。
精神的にもかなりハードな仕事で、残業は当たり前。
休日は休めるものの、家族がいるため「自由に使える時間」は限られていました。
それでも英会話を続ける必要があり、朝5時〜6時という時間帯を選びました。
結論から言うと、
忙しい社会人が毎日英会話を続けるのがきついのは、努力不足ではありません。
問題は「やる気」ではなく、設計です。
忙しい社会人がオンライン英会話を毎日続けられない理由
忙しい社会人が英会話を続けられない理由は、とてもシンプルです。
- 仕事で頭も心も消耗している
- 帰宅が遅く、考える余力が残っていない
- 「今日はどうしようか」と判断する余裕がない
私自身、平日は夜10時〜11時に帰宅する生活でした。
そこから英会話の準備をし、頭を切り替えるのは正直かなりきつい。
だからこそ選んだのが朝5時でした。
眠い。集中力も落ちる。リスニングも聞き取りづらい。
辛さを10段階で言えば7〜8くらいです。
それでもその時間しか、
誰にも邪魔されず、自分だけの時間を確保できなかったのです。
忙しい社会人にとって、
「英会話をやる気があるか」よりも
「英会話をやれる時間帯が存在するか」の方が重要です。
忙しい人ほどやりがちな“間違った努力”
忙しい社会人ほど、次のようなやり方にハマりがちです。
- 自由すぎるオンライン英会話を選ぶ
- その日の気分で予約・キャンセルを繰り返す
- 復習をしないまま話し続ける
- 勉強法を検索しまくる
私もやりました。
「もっと効率のいい方法があるのでは?」と、
YouTubeやSNSで勉強法を探し続け、
結果として本筋の勉強から逃げていた時期があります。
また、コーチング付き英会話も検討しましたが、
正直、忙しい社会人にはおすすめしません。
料金が非常に高く、精神的な負荷も大きい。
続かなければ意味がないのに、続ける余裕がなくなります。
さらに言えば、
「インフルエンサーが言っているから」という理由での真似も危険です。
忙しい社会人に必要なのは、
正しそうな方法ではなく、続けられる方法です。
それでも続いた人の共通点は「仕組み」にあった
私が毎日英会話を続けられた理由は、
気合でも根性でもありません。
仕組みがあったからです。
- 時間が固定されている
- やるかやらないかを考えなくていい
- 一度サボると続かなくなると分かっている
正直に言うと、集中力が落ちた日もありました。
オンラインだったので、カメラオフで横になりながら受けたこともあります。
それでもレッスンを受け続けました。
なぜなら、
一度諦めたら、もう続けられないと分かっていたからです。
毎日英会話で本当に力になるのは、
「完璧なアウトプット」ではなく、
続けたという事実です。
忙しい社会人向け|現実的な選択肢はこの3つ
忙しい社会人が英会話に取り組む場合、選択肢は大きく3つあります。
- ① 毎日やらない(週2〜3回)
仕事が最優先の時期はこれでも十分です。 - ② 期間限定で毎日やる
1〜2ヶ月、試験や期限を決めて集中する。 - ③ インプット比重を上げる
単語・リスニングを徹底し、話す準備を作る。
私が守っていたルールは、次のとおりです。
- 単語帳は1冊だけを完璧にする
- 1〜2ヶ月ごとにテストを入れてモチベーションを保つ
- スピーキングは毎日1時間話す
- 必ず反省して、次はどう話すかを考える
成長を実感できない時期もありました。
それでも、点数は確実に上がりました。
継続できた人が、最後に勝ちます。
過去の自分へ。
その方法で絶対大丈夫。
英語力が上がっている実感がなくても、確実に力は積み上がっている。
そして、スピーキングはもっと早く対策すべきでした。
留学でも仕事でも、最後に効いてくるのはスピーキングです。
ここまで読んで、「工夫すれば続けられそう」と感じた人もいれば、
「今の自分には正直きついかもしれない」と感じた人もいると思います。
大切なのは、無理に続けるかどうかではなく、今の自分にとって続けるべきかを見極めることです。
その判断を整理するために、こちらの記事で一度チェックしてみてください。
