【2026年最新】英検準1級リスニング練習を完全攻略!プロが選ぶ最強のサイト・アプリ15選と劇的に耳が変わる勉強法

当ページのリンクには広告が含まれています。

英検準1級の合格を目指して勉強を始めたものの、リスニングの壁にぶつかっていませんか?
「2級までは聞き取れたのに、準1級になった途端にスピードが速すぎてついていけない」
「単語は覚えたはずなのに、音声になると全く意味が頭に入ってこない」
「特に第2部の説明文や、第3部のリアルライフ形式が難しすぎてパニックになる」

英検準1級は、大学中級程度の英語力が求められる難関試験です。合格率は約15%前後と言われ、その中でもリスニングは多くの受験者が「最難関」として挙げるセクションです。2026年現在の試験傾向を見ても、単なる聞き取り能力だけでなく、情報の処理スピード論理的な推測力がこれまで以上に問われています。

しかし、安心してください。リスニングが苦手なのは、あなたの才能がないからでも、地頭が悪いからでもありません。単に準1級レベルの「音のルール」を知らず、正しい順序でトレーニングを行っていないだけなのです。

かつては高価なCD教材やスクールに通わなければ得られなかった高品質な音源が、今ではスマートフォン一台あれば、世界中から無料で手に入ります。しかも、AI技術の進化により、個人の弱点を精密に分析してくれるツールまで登場しています。

本記事では、SEOに強いプロのWebライターとして、最新の試験傾向を踏まえた英検準1級リスニング練習の賢い選び方と、プロが厳選した15の練習ツールを徹底解説します。さらに、単なる問題演習に終わらない、根本的なリスニング力を引き上げるための具体的な5ステップ勉強法も、7,000文字を超える圧倒的なボリュームでお届けします。

この記事を読み終える頃には、あなたは自分に最適な練習場所を見つけ、試験当日には余裕を持って音声を待ち構えられるようになっているはずです。英語が「雑音」ではなく、明確な「意味」としてスッと耳に届く感動を、今日ここから手に入れましょう。


目次

まず最初に:準1級リスニングが伸びない人の「あるある」5つ(ここを直すだけで伸び方が変わる)

準1級のリスニングが伸び悩む人には、かなり共通した“詰まり方”があります。逆に言うと、ここを修正するだけで、学習時間そのままでも得点が上がります

  • あるある①:教材を増やしすぎて、どれも中途半端
    アプリを入れた瞬間は安心します。でも伸びるのは、結局「同じ素材を掘り下げた人」です。おすすめは最大でもメイン2つ+過去問に絞ること。
  • あるある②:聞けない原因が「語彙」なのか「音」なのか曖昧
    準1級は“知らない単語”も出ますが、もっと多いのは知っている単語が音で崩れて聞こえるパターンです。原因が違えば、対策も真逆になります。
  • あるある③:第2部(説明文)を「全部理解しよう」として崩壊
    説明文は、全部を取ろうとすると落ちます。狙うのは主張(結論)理由、そして方向転換サイン(however / therefore)です。
  • あるある④:第3部(リアルライフ形式)で、音を聞く前に頭が焦っている
    第3部は「聞き取り」だけでなく処理手順(読む→聞く→照合する)が点数を決めます。手順を固定すると、急に安定します。
  • あるある⑤:聞き流し中心で、精聴(分析)が不足
    準1級レベルで「なんとなく聞く」時間が長いと、伸びが止まります。必要なのは、聞けなかった1行を潰す作業です。

失敗しない!英検準1級リスニング練習ツールの賢い選び方

英検準1級の練習において、最も大切なのは「努力の量」よりも先に「環境の選択」です。自分に合わないツールを選んでしまうと、必要以上に難しく感じて挫折したり、逆に簡単すぎて実力が伸びなかったりと、貴重な時間を浪費してしまいます。
まずは、効率を最大化し、着実に合格圏内へ近づくための4つの選定基準を確認しましょう。

1. 準1級特有の「3つの形式」に対応しているか

英検準1級のリスニングは、以下の3つのセクションで構成されています。

  • 第1部(会話文): 男女二人の少し長めのやり取り。2級より口語的な表現が増えます。
  • 第2部(説明文): 歴史、科学、文化などのアカデミックなトピック。ここが最大の難所です。
  • 第3部(リアルライフ形式): 放送を聴き、手元の指示書に従って最適な行動を選ぶ実生活に基づいた問題。

練習サイトを選ぶ際は、単に「ニュースが聞ける」だけでなく、これらの形式に近い「対話」「論理的な解説」「具体的な状況説明」がバランスよく含まれているものを選ぶことが不可欠です。

2. 「スクリプト(英文)」と「詳細な解説」が完備されているか

リスニングで最も成長する瞬間は、聞き取れなかった箇所を文字で確認し、意味を納得したときです。

  • 単語そのものを知らなかったのか。
  • 知っている単語だが、音が繋がって聞こえた(音声変化)から分からなかったのか。

これを確認するために、正確な英文と日本語訳がすぐに参照できるツールを選んでください。準1級レベルになると、単語を知っていても「リエゾン(連結)」や「リダクション(脱落)」といった音声変化で躓くケースが激増します。
答え合わせができない聞き流しは、このレベルではほぼ時間の無駄になります。

3. 音声のスピード調整とリピート機能があるか

2026年現在のデジタル学習において、機能性は非常に重要です。
準1級のスピードが速く感じる場合は、0.8倍速などのスロー再生で「音の正体」を確認する必要があります。逆に、本番で余裕を持つためには1.2倍速や1.5倍速で負荷をかけるトレーニングも有効です。
また、聞き取れなかった箇所を一瞬で数秒戻れるボタンがあるかどうかも、学習効率を大きく左右します。

4. アカデミック(学術的)な語彙に触れられるか

準1級の第2部では、動物の生態や宇宙開発、歴史的背景など、日常生活ではあまり使わない単語が頻発します。
練習ツールを選ぶ際は、VOAやBBC、TEDなどの「教養」を扱った素材が含まれているかチェックしましょう。リスニング力と同時に、準1級に必要な語彙力(パス単レベル)を補強できる環境が理想的です。

※私自身も、忙しい時期ほど「とりあえず色々触る」より、同じ素材を深掘りして“聞けない理由を潰す”方が伸びを実感しやすいと感じました(個人が特定されない範囲の感想です)。


ここが準1級の本質:リスニングは「耳」ではなく「処理能力」で決まる

準1級になると、聞こえた音を“日本語に訳す余裕”が消えます。つまり、点数を決めるのは「英語を聞く耳」だけではなく、聞きながら整理して残す力です。

そのため、準1級で強い人は例外なく、次のどれかをやっています。

  • 要点だけを拾う訓練(全部理解しない)
  • 話の方向転換サイン(however / in contrast / therefore)に反応する
  • 設問を先に読み、聞くポイントを決めてから聞く(特に第3部)
  • 「聞けない原因」を毎回ラベリングする(語彙 / 音声変化 / 集中切れ / 推測ミス)

この「原因の特定」までできると、学習はゲームになります。やることが明確だからです。


英検準1級リスニング練習におすすめの厳選ツール15選

ここからは、実際に私が検証し、2026年現在で英検準1級の対策に自信を持っておすすめできる練習ツールを15個厳選して紹介します。
※各ツールに「準1級向けの使い方(最短運用)」も付けています。入れるだけで満足して終わらないための設計です。

1. 英検公式アプリ「スタディギア for EIKEN」

英検を受験するなら、まずは検討すべき公式推奨アプリです。

  • 特徴: 英検を運営する日本英語検定協会が監修。準1級までの全級に対応しています。
  • メリット: 実際の試験形式に基づいた問題が豊富。自分の現在の実力から「合格可能性」を判定してくれるため、モチベーションが上がります。英検の申し込みと連動して一部機能を無料で使えるキャンペーンも多いです。
  • デメリット: 基礎的なトレーニング(シャドーイング等)の機能は少なめで、あくまで「問題演習」がメインです。
  • 最短運用: 週2〜3回でOK。ただし解きっぱなし禁止。間違えた問題は「スクリプト確認→音読→もう一度解く」までセットに。

2. EnglishCentral(イングリッシュ・セントラル)

動画視聴とリスニング、スピーキングがセットになったハイテクサービスです。

  • 特徴: YouTubeなどの数万本の動画を教材化。準1級レベルの「Academic」カテゴリーが非常に充実しています。
  • メリット: 動画のセリフを穴埋めする形式のリスニング練習が非常に効果的。AIがあなたの発音を判定し、聞き取りにくい音を特定してくれます。
  • デメリット: 全機能を無制限に使うには有料プランが必要です。
  • 最短運用: 第2部の素材として使うなら、1本を広くやるより同じ動画の30〜60秒を反復が正解。

3. BBC Learning English – 6 Minute English

イギリスのBBCが運営する、世界中の学習者に愛される名作コンテンツです。

  • 特徴: ちょうど6分間の会話形式で、社会、科学、文化などのトピックを扱います。
  • メリット: 洗練されたイギリス英語に触れられる。準1級ではイギリス英語やオーストラリア英語のスピーカーが登場するため、対策として極めて優秀です。
  • デメリット: 日本語訳がないため、ある程度の基礎体力(単語力)が必要になります。
  • 最短運用: 全部理解できなくてもOK。まずは「主張は何?理由は何?」を日本語で1〜2文で言えることを目標に。

4. VOA Learning English(アメリカ英語・基礎〜応用)

アメリカの公営放送が提供する学習者向けニュースサイトです。

  • 特徴: 「Level 2」や「Level 3」が準1級レベルに相当。通常のニュースより少しゆっくり、クリアに話されます。
  • メリット: 第2部の「説明文」対策に最適。スクリプトが全文公開されており、背景知識も同時に身につきます。
  • デメリット: ニュース原稿の読み上げが中心なので、第1部のカジュアルな会話練習には不向きです。
  • 最短運用: 1記事を2日に分ける(Day1:精聴+語彙、Day2:音読+再聴)と伸びが安定します。

5. スタディサプリEnglish(ビジネス・新日常会話)

リクルートが提供する、日本人の弱点に特化した学習アプリです。

  • 特徴: 1レッスン3分から。ドラマ形式のストーリーを楽しみながら学べます。
  • メリット: ディクテーション機能が秀逸。準1級レベルで聞き逃しがちな前置詞や冠詞を一音も漏らさず拾う力がつきます。
  • デメリット: アカデミックな長文説明文(第2部対策)は、別途VOAなどで補う必要があります。
  • 最短運用: 1日10分で十分。ディクテは「全問完璧」より毎日少しが勝ちます。

6. TED-Ed(教育向けアニメーション)

有名なTEDプレゼンを、学生向けにアニメーション化したコンテンツです。

  • 特徴: 5分程度の動画で、高度な内容を視覚的に分かりやすく解説。
  • メリット: 第2部の「説明文」対策として最強。映像があるため、難しい概念もイメージとして頭に入り、リスニングの推測力が鍛えられます。
  • デメリット: 語彙レベルがネイティブの学生向けなので、難易度は準1級〜1級程度と高めです。
  • 最短運用: 最初は字幕あり→次に字幕なし。段階を踏むだけで、挫折率が激減します。

7. NHK WORLD-JAPAN(ニュース)

日本最大の公共放送が世界に発信している英語放送です。

  • 特徴: 日本の話題(経済や文化)を英語で聴くことができます。
  • メリット: 日本語のニュースで背景を知っているトピックを英語で聴くため、「内容の推測」が容易。リスニングの成功体験を積むのに最適です。
  • デメリット: 非ネイティブ向けに配慮された発音なので、本番の厳しいリエゾンに慣れるには物足りない場合があります。
  • 最短運用: 朝5分の“耳の起動”に最適。ここで英語をオンにしてから、精聴に入ると集中が続きます。

8. VoiceTube(ボイスチューブ)

YouTubeの動画を教材に変えてくれるアプリ・サイトです。

  • 特徴: 映画、アニメ、科学ニュースなど、膨大な動画に日英字幕を付与。
  • メリット: フレーズごとのリピート再生や、自分の発音を録音して比較する機能が便利。2026年現在はAIによるフレーズ解説も進化しています。
  • デメリット: 広告が表示される(無料版)ほか、動画の質にバラつきがあります。
  • 最短運用: 準1級は「説明系」「インタビュー系」の動画を選ぶ。エンタメだけだと第2部に直結しません。

9. ELSA Speak(エルサ・スピーク)

AIが発音を矯正してくれるアプリですが、実はリスニングに絶大な効果があります。

  • 特徴: ネイティブとの発音のズレを音節単位で指摘。
  • メリット: 「自分で正しく発音できる音は必ず聞き取れる」という脳の仕組みを利用し、聞き取りの解像度を劇的に上げます。音声変化のルールを学ぶのに最適。
  • デメリット: 発音矯正がメインなので、長文の聴解練習は他で行う必要があります。
  • 最短運用: 1日5分でOK。精聴の前に入れると、その日の聞こえ方が変わります。

10. RedKiwi(レッドキウイ)

短い動画のワンシーンを使い、リスニングクイズを解くアプリです。

  • 特徴: 数十秒の動画を聴き、聞こえた通りに単語を並び替える練習。
  • メリット: ネイティブの「生のスピード」と「音の崩れ」に特化して練習できます。ゲーム性が高く、スキマ時間に最適です。
  • デメリット: 文脈全体を把握する力よりも、一文の正確な聞き取りに特化しています。
  • 最短運用: 第1部対策に強い。通学・通勤の“すきま10分”で回せます。

11. Audible(オーディブル)の「究極の英語リスニング」

Amazonのオーディオブックサービスにある教材シリーズです。

  • 特徴: 語彙制限(1,000語〜6,000語)に基づいた、レベル別のリスニング素材。
  • メリット: 準1級を目指すなら「Vol.4」あたりが最適。物語やドキュメンタリーなど「ながら聴き」でも理解しやすい構成です。
  • デメリット: スクリプトを確認するには別途書籍を購入する必要がある場合があります。
  • 最短運用“多聴枠”として使う。精聴は別素材でOK。役割分担が大事です。

12. Listen and Write(ディクテーション特化サイト)

世界中のニュース音声を使い、タイピング形式でディクテーションができるサイトです。

  • 特徴: 一文字打つごとに正誤判定が出る「Correction Mode」が強力。
  • メリット: 準1級で点数が伸び悩んでいる人の原因(一音一音の聞き逃し)を無料で徹底的に修正できます。
  • デメリット: PCでの操作が推奨され、スマホでは少し使いにくいです。
  • 最短運用: 週3回、10分だけ。ここを入れると“音の解像度”が上がり、第2部が急に楽になります。

13. Breaking News English

一つのニュースを難易度別に5段階程度に書き換えて提供しているサイトです。

  • 特徴: 全レベルに音声が付いており、同じトピックを異なる難易度で聴けます。
  • メリット: 準1級レベル(Level 5〜6)に挑戦しつつ、難しければ下のレベルで内容を理解するといった「ステップアップ学習」が可能。
  • デメリット: サイトのデザインが非常に簡素で、広告も多めです。
  • 最短運用“背伸び素材2割”に最適。いきなり難しい英語に突っ込むより安全に負荷をかけられます。

14. Podcast: Hapa英会話

ロサンゼルス出身のバイリンガル講師による大人気ポッドキャストです。

  • 特徴: ネイティブ同士の自然な会話と、それに対する日本語での丁寧な解説。
  • メリット: 第1部(会話文)で使われるような口語表現や、相槌の打ち方が自然に身につきます。解説が日本語なので、準1級の難しいニュアンスも腹落ちします。
  • デメリット: 1エピソードが長め(20〜30分)なので、まとまった時間が必要です。
  • 最短運用: 全部聴かなくてOK。最初の10分だけでも、会話のリズムが掴めます。

15. ChatGPT(音声対話モード)

2026年、最強のパーソナルトレーナーとして活用できるのがAIです。

  • 特徴: 最新の音声モードで、英検準1級レベルのディスカッションが可能。
  • メリット: 「英検準1級レベルのリスニング問題を作って読み上げて」と頼むだけで、あなた専用の教材を即座に生成。さらに内容についてAIと対話することで、記憶への定着が爆発的に高まります。
  • デメリット: 人間のナレーターのような「試験特有の引っ掛けの間」までは再現できない場合があります。
  • 最短運用(コピペOKプロンプト)
    ・「英検準1級レベルで、60秒の説明文を作って。ゆっくり→普通の2回読んで。最後に3問クイズ」
    ・「今の音声のスクリプトを出して。難語に日本語の注釈をつけて」
    ・「第3部(リアルライフ形式)っぽい放送を作って。条件を2つ入れて、選択肢も出して」
    ・「私の間違えた選択肢がなぜ違うのか、根拠の一文を引用して説明して」

英検準1級リスニング練習サイト・アプリ 比較表

サービス名おすすめレベル主な目的形式料金(目安)
スタディギア全レベル試験形式の演習アプリ基本無料〜
EnglishCentral中級〜上級語彙+音声変化動画クイズ月額 2,000円〜
BBC 6 Minute中級〜上級イギリス英語慣れ会話音声完全無料
VOA Learning初級〜上級第2部(説明文)対策ニュース完全無料
スタディサプリ初級〜中級精聴・ディクテーションアプリ月額 2,178円
TED-Ed上級アカデミックな背景知識動画完全無料
NHK WORLD中級ニュース耳慣らしライブ/オンデマンド完全無料
VoiceTube全レベル興味関心+多聴動画字幕基本無料
ELSA Speak全レベル音声変化の矯正発音判定月額 900円〜
RedKiwi中級〜上級ネイティブスピード慣れ動画パズル基本無料
Audible中級〜上級多聴・「ながら」学習音声月額 1,500円
Listen & Write中級〜上級徹底的な書き取り訓練Webサイト完全無料
Breaking News初級〜上級レベル別ニュース読解Webサイト完全無料
Hapa英会話中級〜上級口語表現・ニュアンスPodcast完全無料
ChatGPT全レベルインタラクティブ練習AI会話無料〜

劇的に耳が変わる!英検準1級リスニングを攻略する5つのステップ

良い教材を手に入れても、使い方が間違っていれば宝の持ち腐れです。準1級合格レベルまでリスニング力を引き上げるための、プロ推奨の「黄金のトレーニング手順」をご紹介します。
ここは精神論ではなく、作業手順です。淡々と回した人が勝ちます。

STEP
(ステップ0)まず“診断”する:聞けない原因を1行でメモする

準1級で伸びる人は、毎回これをしています。
「今日聞けなかったのは、(語彙 / 音声変化 / 集中切れ / 推測ミス)のどれ?」
たった1行でいいので、記録してください。原因が分かると、次にやるべきことが確定します。

STEP
ステップ1:音声変化(リエゾンなど)のルールを知る

準1級が聞き取れない最大の理由は、単語力不足ではなく「音の変化」に対応できていないことです。
・連結(リンキング):Get it → 「ゲリッ」
・脱落(リダクション):good night → 「グッナイ」
これを知らずに練習するのは、ルールの知らないスポーツをするようなものです。まずはYouTubeやELSA Speakなどで「音声変化のルール」を1時間だけ学んでください。これだけで、今まで雑音だった音が「言葉」に変わり始めます。

ポイント: ルール学習は“長時間”不要。大事なのは、学んだ翌日にディクテで使うことです。

STEP
ステップ2:ディクテーション(書き取り)で「穴」を特定する

練習ツールの短い文章(5〜10単語程度)を聴き、聞こえた通りに紙に書き出す、あるいはタイピングしてみてください。
これをやると、自分が「どの単語を聞き逃しているのか」が残酷なほど明確になります。準1級でよくあるのは、前置詞 / 冠詞 / 時制(edの有無)の聞き逃しです。この「弱点の可視化」が上達を数倍速くします。

コツ:
・最初から完璧を狙わない(空欄OK)
・答え合わせは“空欄だった部分だけ”重点的に
・翌日同じ素材をもう一度やる(ここで伸びが確定します)

STEP
ステップ3:精読と語彙チェック(読めないものは聞けない)

スクリプト(英文)を読み込み、知らない単語や文法をゼロにします。
「読んでも意味が分からない文章は、100回聞いても理解できない」という大原則を忘れないでください。第2部で出題されるアカデミックなトピックについては、日本語で背景知識(例えば「この現象は何か」など)をサッと確認しておくのも、準1級特有の戦略です。

STEP
ステップ4:オーバーラッピング(被せ読み)で“音を自分のものにする”

スクリプトを見ながら、音声と全く同じタイミング、同じスピード、同じイントネーションで発音します。
「自分で出せる音は、必ず聞き取れる」という脳の法則があります。ネイティブの息遣いやリズムを100%コピーするつもりで、何度も重ねて発音しましょう。

STEP
ステップ5:シャドーイング(影のように追う)で自動化する

最後に、スクリプトを見ずに、音声のすぐ後(0.5秒後)を影のように追いかけて発音します。
これは負荷が高いトレーニングですが、脳の音声知覚(音を言葉として認識すること)を自動化するために最も効果的です。準1級のスピードが「遅い」と感じるようになるまで、1つの素材を繰り返しましょう。


第3部(リアルライフ形式)が苦手な人へ:点が取れる「処理手順テンプレ」

第3部は、聞こえた英語を理解するだけでは点になりません。点になるのは、指示書(表や案内)と音声を照合して、最適解を選ぶ能力です。ここは“英語力”というより“手順ゲー”です。

テンプレ手順(本番そのまま)
1)音声が流れる前に、選択肢と指示書をざっと見て「何を探す問題か」決める
2)音声中は、固有名詞・数字・曜日・場所・条件(must / only / except)だけ拾う
3)聞き終わったら、指示書の該当箇所に戻り、条件一致で潰す(消去法)

よくある失点パターン
・最初の1文で焦って、後半の条件(except / unless)を落とす
・数字・時間・日付を聞き間違える
・“最初に言った案”ではなく“最後に確定した案”を選ぶ(会話あるある)

このテンプレを固定するだけで、第3部が「怖い」から「拾える」に変わります。


忙しい人のための“最短合格ルート”:3レーン学習(10分×3で回る)

仕事や家事、学業でまとまった時間が取れない人ほど、リスニングは分割が効きます。おすすめはこれです。

・レーン① 精聴(ディクテ)10分:Listen and Write / スタサプ
・レーン② 説明文(第2部)10分:VOA / TED-Ed
・レーン③ 自動化(シャドー)10分:同じ素材でOK(オーバーラップ→シャドー)

これなら30分が“気合”ではなく“習慣”になります。準1級は、結局続けた人が勝つ試験です。


英検準1級リスニングに関するよくある質問(FAQ)

練習を進める中で、多くの受験者が抱く疑問に分かりやすく回答します。

Q:単語(パス単)が完璧でないとリスニング練習は意味がないですか?

A:いいえ、並行して進めるのが最も効率的です。
単語帳で覚えた「文字」としての単語を、リスニング練習で「生きた音」として脳に再登録する作業が必要です。むしろ、音と一緒に覚える方が記憶の定着は早まります。ただし、あまりに単語が分からない場合は、素材のレベルを「2級」に戻して、音声変化に慣れるところから始めてください。

Q:アメリカ英語以外のなまり(イギリス・豪州)はどれくらい対策すべき?

A:全体の1〜2割程度登場する可能性があるため、無視はできません。
準1級は国際的な英語を目指しているため、BBCなどの音源に触れておくことは非常に有利です。特に「a」の発音や「r」の響きがアメリカ英語と異なるため、BBC 6 Minute Englishを週に1回聴くだけでも、本番のパニックを防げます。

Q:聞き流し(BGMとしてのリスニング)は効果がありますか?

A:準1級レベルでは、ほぼ効果がありません。
脳が「理解しよう」と集中していない音は、脳にとって単なる「環境音」として処理され、学習回路が形成されません。1時間の聞き流しよりも、10分間の全力のシャドーイングの方が、リスニング力の向上には大きく寄与します。聞き流しは「一度完璧に攻略した音源」を復習として聴く時だけ、補助的に使いましょう。

Q:第2部の説明文がどうしても聞き取れません。

A:「論理構造のパターン」を覚えましょう。
第2部は必ず「序論(問題提起)→本論(実験結果や歴史的経緯)→結論(今後の展望)」という構造になっています。リスニングの途中で「However(しかし)」や「Therefore(それゆえ)」といった接続詞が聞こえたら、話の方向が変わる合図です。音を聞き取る力に加えて、こうしたロジカル・リスニングの意識を持つことで、正答率は格段に上がります。

Q:どれくらいの期間で変化を実感できますか?

A:正しい練習を毎日30分続ければ、約3ヶ月で「耳の変化」を実感できます。
脳の神経回路が書き換わるまでには、一定の蓄積時間が必要です。1ヶ月目はあまり変化が感じられず苦しいかもしれませんが、そこでやめないでください。3ヶ月を過ぎたあたりで、突然「あれ、今なんて言ったか一語一句分かる!」という瞬間(ブレイクスルー)がやってきます。


英語が「言葉」に変わる時。あなたの未来は世界へと広がる

英検準1級のリスニング練習は、最初は霧の中を歩くような感覚かもしれません。
「昨日もやったのに、今日もやっぱり聞き取れない……」
そんな風に落ち込むこともあるでしょう。でも、大丈夫です。あなたの脳は、今この瞬間も、着実に新しい音のパターンを学習しています。

2026年、テクノロジーの進化によって、あなたの手元には世界最高の講師たちが揃っています。今回紹介した15のツールは、あなたの勇気ある一歩を支える最強の味方です。

準1級のリスニングを突破できるようになると、あなたの世界は劇的に変わります。
・字幕なしで海外のYouTube動画を見て、最新のテクノロジーや文化を直接学べるようになる。
・仕事で海外のクライアントとウェブ会議をしても、物怖じせずに対等に議論できるようになる。
・旅行先で現地の人と、単なる挨拶を超えた深い会話を楽しみ、心を通わせられるようになる。

それは、「日本語だけの世界」にいた自分には想像もできなかった、広くて自由な未来です。

その素晴らしい未来への扉を開く鍵は、今日のあなたの小さな一歩です。

まずは今、直感で選んだアプリを一つインストールして、最初の1分間だけ英語の音に耳を傾けてみませんか?

その1分が、あなたの人生を英語で彩る素晴らしい物語の始まりになるはずです。あなたの挑戦を、心から応援しています!


次にすること:
もし迷っているなら、まずは公式の「スタディギア for EIKEN」で自分の現在の実力を測るか、BBC 6 Minute Englishを1つ聴いてみてください。今の立ち位置を知ること、そして「本物の英語」の響きを体験することから、すべてが始まります。

目次