英語ニュースでリスニング力は劇的に変わる!おすすめ15選と挫折しない勉強法を徹底解説
英語の学習を続けているけれど、なかなかネイティブのスピードについていけない。ニュース番組を見ても何を言っているのかさっぱりわからない……。そんな悩みを感じていませんか?
リスニング力を向上させるためにニュースを教材に選ぶのは、非常に理にかなった選択です。ニュース英語は、正しい文法、クリアな発音、そして現代社会で使われる生きた語彙の宝庫だからです。
一方で、自分のレベルに合わないものを選ぶと、ただの「雑音」として聞き流してしまい、挫折の原因になります。私自身も、最初は「聞いているのに何も残らない」状態を経験しました。
この記事では、リスニングをニュースで鍛えたいと考えている初心者の方向けに、教材の選び方からおすすめのサービス、さらに効果を最大化する勉強法まで、7,000文字以上のボリュームでまとめます。
読み終える頃には、あなたにぴったりのニュース教材が見つかり、明日から迷いなく英語学習に取り組めるようになっているはずです。
リスニング用ニュース教材の正しい選び方

ニュース教材は「有名だから」「おすすめに出てきたから」で選ぶと、難しすぎて続きません。挫折を防ぐコツは、理解できる範囲で反復できるものを選ぶことです。
ここでは、リスニングに特化して選ぶときに外せない5つのポイントを整理します。
1. 自分の現在のレベルに合っているか
一番大切なのは、内容が6〜7割理解できるものを選ぶことです。全く理解できないものを聞き続けても、脳はそれを「言語」として扱いにくく、学習効率が落ちます。
初心者は、語彙が制限されていたり、スピードがゆっくりだったりする学習者向けニュースから始めるのが鉄則です。
2. スクリプト(原稿)が用意されているか
リスニング学習において、スクリプトの有無は成否を分けます。聞き取れなかった部分を文字で確認できないと、いつまで経っても「聞こえない音」は聞こえないままです。
音と文字を一致させる作業(シンクロナイズ)を行うために、英文テキストが用意されているサービスを選びましょう。
3. 1つの音声が短くまとまっているか
いきなり30分のニュース番組に挑戦するのはおすすめしません。集中力が持続しやすく、復習もしやすい1〜5分程度の短いニュースが理想的です。
短い音声を何度も聴き込むほうが、長い音声を一度だけ聞くよりも、リスニング力の血肉になります。
4. 興味のあるジャンルかどうか
政治、経済、エンタメ、科学技術など、ニュースのジャンルは多岐にわたります。継続のために、日本語でも興味を持って追えるジャンルを選びましょう。
背景知識がある内容は推測が働きやすく、未知語が出ても内容を落としにくいので、学習のハードルが下がります。
5. 更新頻度と利便性(アプリの有無など)
ニュースの醍醐味は最新の情報に触れられることです。毎日または週に数回更新されるものは習慣化しやすくなります。
通勤・通学中に学習したい方は、スマホアプリ対応やオフライン再生など、スキマ時間で回せる設計かも確認しましょう。
リスニング強化におすすめのニュースサービス・アプリ15選

ここからは、初心者から上級者まで目的別に使えるニュース系サービスを15個まとめて紹介します。大切なのは「全部やる」ではなく、今の自分に合う1つを選ぶことです。
まずは短い音声を1本選び、スクリプト付きで「理解→反復」ができるかを確かめてみてください。
1. NHK WORLD-JAPAN(エヌエイチケー・ワールド・ジャパン)
日本で最も馴染みのあるニュースソースの一つです。
- 特徴:日本のニュースを英語で発信しているため、背景知識がある状態で聞き取れる
- メリット:日本独特の表現や固有名詞が英語でどう表現されるか学べる。発音がクリアで癖が少ない
- デメリット:海外特有の表現や多様なアクセントを学ぶには物足りない場合がある
2. VOA Learning English(ブイオーエー・ラーニング・イングリッシュ)
英語学習者向けに調整された王道サイトです。
- 特徴:語彙が約1,500語に制限され、スピードも通常ニュースよりゆっくり
- メリット:スクリプトと音声が揃い、無料で取り組みやすい
- デメリット:慣れてくるとスピードが物足りなく感じることがある
3. BBC 6 Minute English(ビービーシー・シックスミニット・イングリッシュ)
学習者向けで人気のポッドキャストです。
- 特徴:2人のプレゼンターが対話形式でテーマを紹介
- メリット:6分という短さで続けやすく、語彙解説もある。イギリス英語に触れられる
- デメリット:対話形式のため、硬いニュース原稿の読み上げを学びたい人には不向きな回もある
4. CNN 10(シーエヌエヌ・テン)
中高生向けの10分ニュース番組です。
- 特徴:映像付きで、視覚情報から内容を推測できる
- メリット:スピードはほぼネイティブ並みで、生きたアメリカ英語に慣れやすい
- デメリット:10分は精聴の素材としては負荷が高い場合がある
5. Breaking News English(ブレイキング・ニュース・イングリッシュ)
ニュースをレベル別に提供する教育的なサイトです。
- 特徴:1つのニュースに複数レベルがあり、速度も調整されている
- メリット:自分のレベルに合う教材を見つけやすく、練習問題も豊富
- デメリット:スマホでの使い勝手はアプリに比べると劣る場合がある
6. TED Talks(テッド・トークス)
ニュースそのものではありませんが、現代のトレンドや知見に触れられる「ニュース的」素材です。
- 特徴:専門家のプレゼンを視聴できる
- メリット:多言語スクリプトが充実し、再生速度も調整しやすい
- デメリット:登壇者によって癖や専門用語が多く、難易度は高め
7. News in Levels(ニュース・イン・レベルズ)
難易度別にニュースを提供するシンプルなサイトです。
- 特徴:レベル1〜3の3段階
- メリット:短くやさしい記事が多く、最初の一歩に向く
- デメリット:記事が短く、深い内容まで追いたい場合は物足りないことがある
8. The Daily(ザ・デイリー)
1つの主要ニュースを深く掘り下げるポッドキャストです。
- 特徴:1本20分前後で深掘りするスタイル
- メリット:質の高いジャーナリズムに触れられ、多聴用に強い
- デメリット:スピードが速く、背景知識がないと理解が難しい
9. ABC News (Australia)(エービーシー・ニュース)
オーストラリア英語のニュースに触れられます。
- 特徴:オーストラリアの公共放送によるニュース
- メリット:アメリカ・イギリス以外の英語に慣れる練習になる
- デメリット:特有の単語が出て混乱することがある
10. Listen Minute(リッスン・ミニット)
「1分間」に特化した学習サイトです。
- 特徴:トピックが1分で完結
- メリット:スキマ時間に最適で、ディクテーションにも向く
- デメリット:深掘りには向きにくい
11. Reuters TV(ロイター・テレビ)
視聴可能時間に合わせてニュースを編成できるアプリです。
- 特徴:5分、10分、20分など時間指定で自動編成
- メリット:忙しい人でも「時間で区切って」続けやすい
- デメリット:学習者向け設計ではなく、スクリプト同期は期待しにくい
12. Japan Times Alpha(ジャパンタイムズ・アルファ)
学習者向けの週刊紙(オンライン版含む)です。
- 特徴:重要語句の解説があり、音声も提供される
- メリット:日本語解説が丁寧で、独学でも迷いにくい
- デメリット:基本は有料サービス
13. NPR News Now(エヌピーアール・ニュース・ナウ)
5分で要点をつかむ定時ニュースです。
- 特徴:短時間で最新ヘッドラインを追える
- メリット:「速く要点を拾う」練習になる
- デメリット:スピードが速く、スクリプトは概要のみの場合が多い
14. Al Jazeera English(アルジャジーラ・イングリッシュ)
国際ニュースを別視点で追えるニュース局です。
- 特徴:中東の視点を含む多角的な世界情勢
- メリット:非ネイティブ英語も多く、実戦的なリスニングに役立つ
- デメリット:内容が深刻なニュース中心で、気分転換には向かない場合がある
15. YouTube 英語ニュースチャンネル(各種)
BBC News、Sky News、ABC Newsなどの公式チャンネルを活用する方法です。
- 特徴:映像付きで、ライブ配信も多い
- メリット:自動字幕や再生速度調整など、機能面が強い
- デメリット:関連動画に流れてしまい、学習が散りやすい
おすすめリスニングニュース教材・比較表

「どれが良いか迷う」時間が長いほど、学習は先延ばしになりがちです。ここではレベルとスクリプトを中心に、特徴を一覧で整理します。
まずは表から1つ選び、短い音声を同じ素材で反復できるかを試してみてください。
| サービス名 | レベル | 国 | スクリプト | 特徴・強み |
|---|---|---|---|---|
| NHK WORLD | 初級〜 | 日本 | あり | 背景知識が使えて理解しやすい |
| VOA Learning English | 初級 | 米 | あり | ゆっくり・語彙制限で安心 |
| BBC 6 Minute English | 中級 | 英 | あり | 6分完結、語彙解説が充実 |
| CNN 10 | 中級 | 米 | あり | 映像ニュースで推測しやすい |
| Breaking News English | 初〜上級 | 全般 | あり | レベル調整が自由自在 |
| TED Talks | 中〜上級 | 全般 | あり | スクリプト充実、知的好奇心を刺激 |
| News in Levels | 初級 | 全般 | あり | 3段階のシンプル構成 |
| The Daily | 上級 | 米 | なし/一部 | 深掘りされた高品質ニュース |
| ABC News(Aus) | 中〜上級 | 豪 | 一部 | オーストラリア英語の対策に |
| Listen Minute | 初級 | 全般 | あり | 1分集中、ディクテーションに最適 |
| Reuters TV | 中〜上級 | 全般 | なし | 時間指定の視聴が便利 |
| Japan Times Alpha | 初〜中級 | 日本 | あり | 日本語解説が手厚い(有料) |
| NPR News Now | 上級 | 米 | なし/一部 | 5分で最新ヘッドライン |
| Al Jazeera English | 中〜上級 | 国際 | 一部 | 多様なアクセントと国際的視点 |
| YouTube 各局 | 中〜上級 | 全般 | 字幕可 | 映像付き、速度調整も可能 |
リスニング効果を3倍にするニュース勉強法のステップ

教材を選んだら、次に重要なのは「どう学ぶか」です。聞き流しだけでは伸びにくいので、理解→同期→再現の流れを作ります。
ここでは、初心者でも回しやすい形に、学習手順を3ステップにまとめます。
最初に1〜2回、スクリプトを見ずに集中して聞きます。
・何についてのニュースか?
・どんなキーワードが聞こえたか?
・全体で何割くらい理解できたか?
ここで「音の繋がり」「単語不足」「話題の知識不足」など、弱点の方向性をつかみます。
次にスクリプトを読み、聞き取れなかった原因を明確にします。
・単語を知らなかった:調べて覚える
・文法がわからなかった:文構造を確認する
・音の変化に対応できなかった:スクリプトを見ながら聞き直す
内容が100%理解できたら、スクリプトを見ながら音声と同じタイミングで発音し、息継ぎや強弱まで同期させます。
スクリプトを見ずに、聞こえる音のすぐ後を追いかけて発音します(シャドーイング)。耳から入った情報を保持して即アウトプットすることで、英語処理スピードが上がります。
仕上げに、1分程度の短い音声で書き取り(ディクテーション)を行い、冠詞や複数形など聞き飛ばしがちな細部を潰していきます。
よくある質問(FAQ)

ニュースでのリスニング学習は、やり方さえ整えれば着実に伸びます。一方で、最初は疑問や不安が出やすい学習法でもあります。
ここでは、初心者の方がつまずきやすいポイントをQ&Aで整理します。
- 毎日どれくらいの時間聞けば効果が出ますか?
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時間よりも「継続」が大切です。最初は1日15〜30分程度で構いません。毎日少しずつ、少なくとも3ヶ月は続けてみてください。ある日ふと「あ、これ聞こえる!」というブレイクスルーが訪れます。
- 聞き流し(BGMとしてのリスニング)は意味がありませんか?
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全く意味がないわけではありませんが、学習効果は低くなりがちです。意味がわからない音をいくら聞いても、脳は処理しにくいからです。聞き流しをするなら、一度しっかり精読・練習したことがある音声を使い、復習として取り入れるのが効果的です。
- アメリカ英語とイギリス英語、どちらを選ぶべきですか?
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基本的には自分の好みや必要性で選んでOKです。興味がある作品や将来使う場面に合わせると続きやすくなります。最初は混乱を防ぐため、メインのソースを1つ決めておくとスムーズです。
- ニュース特有の単語が難しすぎて嫌になります。
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ニュース英語には日常会話では少ないものの、ニュースでは頻出の定型表現があります。これらは聞き続けるうちに何度も登場するので、焦らなくても自然と定着していきます。まずは「また出た」と気づけるようになることが第一歩です。
- 初心者ですが、いきなりCNNやBBCを聞いてもいいですか?
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モチベーションが維持できるなら刺激になりますが、基本的にはおすすめしません。まずはVOA Learning EnglishやNHK WORLDなど、自分にとって少し易しいと感じるレベルから着実にステップアップするほうが、結果的に早く上達します。
英語ニュースの先にある、世界と繋がるあなたの未来

ニュースを教材にしたリスニング学習は、単なる試験対策ではありません。世界で今この瞬間に起きていることを、自分の耳で直接理解するための力を育てる学習です。
最初は一言も聞き取れず、もどかしい思いをするかもしれません。でも、毎日一歩ずつ音を追いかけていけば、景色は必ず変わります。
最初は一言も聞き取れず、もどかしい思いをするかもしれません。しかし、毎日一歩ずつ、ニュースの音を追いかけてみてください。ある日、今までただのノイズだったアナウンサーの声が、鮮明な「言葉」として頭の中に流れ込んでくる瞬間がやってきます。
そうなれば、あなたの世界は一気に広がります。海外の最新情報を誰よりも早く手に入れ、多様な価値観に触れ、自分の意見を英語で構築できるようになります。英語ニュースが聞き取れるようになったとき、あなたはもはや「学習者」ではなく、世界の一員として情報をキャッチし、考え、発信できる存在になっているはずです。
さあ、まずは今日、おすすめの中から1つだけサイトを選んで、最初の1分間を聞いてみてください。その一歩が、あなたの未来を大きく変える始まりになります。
