TOEFL・IELTS Speaking / Online Lesson Guide
TOEFL・IELTS対策にオンライン英会話を使うなら、安さや有名サービス名よりも、試験形式に合う練習ができるかで選びます。
TOEFL iBT Speakingは、ETS公式ページで「Listen and Repeat」と「Take an Interview」の2タイプが示されています。IELTS Speakingは、IELTS公式ページで11〜14分のSpeakingとして案内されています。
- TOEFLは、聞いてすぐ返す力と、短く整理して録音する力を見ます。
- IELTSは、面接のやり取りで話を広げる力を見ます。
- オンライン英会話は、試験形式に合わせて使い分けると無駄が減ります。
英語の文章は読めるのに、TOEFLやIELTSのSpeakingになると答え始めで止まります。オンライン英会話を受けても、先生と雑談して終わり、スコアに近づいている感覚が残りません。
原因は、英会話が悪いからではありません。試験で見られる話し方と、レッスン中に練習している話し方がずれていることが多いです。
Kei

TOEFL・IELTS対策のオンライン英会話は、試験形式から選ぶ
最初に見るべきなのは、講師の国籍や月額だけではありません。TOEFLとIELTSでは、Speakingで必要な練習が違います。
TOEFLは「聞く、処理する、録音する」を分ける
TOEFL iBTのSpeakingは、聞いた英語を処理し、短い時間で明確に返す力が問われます。オンライン英会話では、長い雑談よりも、短い質問に答える、聞いた内容を繰り返す、録音して聞き返す練習を優先します。
IELTSは「会話を止めずに広げる」練習が要る
IELTS Speakingは、面接型のやり取りです。答えを丸暗記するより、質問に対して理由を足す、経験を話す、相手の追加質問に答える練習が必要です。
形式の違いを先に整理したい人は、IELTSとTOEFLのスピーキングの違いも確認してください。


TOEFL向けオンライン英会話は、録音型の練習に寄せる
TOEFL Speakingで止まる人は、テンプレートを増やす前に、短い答えを組み立てて声に出す練習を増やします。特に2026年時点のETS公式ページでは、Listen and RepeatやInterview型のタスクが示されているため、聞いた直後に声で返す力を軽く見ないほうが安全です。
講師には、最初から見てほしい点を伝える
「TOEFL Speakingの答え始め」「聞いた文のリピート」「45秒程度で要点を言う練習」など、見てほしい点を短く伝えます。雑談だけで25分が終わると、試験との距離が残ります。
言葉が出ない人は、テンプレより出だしを直す
TOEFLで言葉が出ない人は、便利な表現を増やすだけでは足りません。質問を聞いた直後の1文目を決める練習が必要です。詳しくは、TOEFL Speakingで言葉が出ない原因で整理しています。
IELTS向けオンライン英会話は、面接の広げ方を練習する
IELTS Speakingでは、短い正解を返すだけでなく、自分の経験、理由、例を会話の中で広げます。オンライン英会話では、先生に質問を追加してもらい、答えを深掘りしてもらう使い方が合います。
私の場合、TOEICは高得点でも、TOEFLやIELTSのSpeakingでは別の壁に当たりました。読む力と、制限時間内に話す力は分けて鍛える必要がありました。
Partごとに練習の目的を変える
Part 1は短く自然に返す練習、Part 2はまとまりを作る練習、Part 3は抽象的な話を理由と例で広げる練習です。同じ先生でも、見てもらう点を変えるとレッスンの価値が上がります。
録音復習はIELTSでも使える
IELTSは面接型ですが、録音復習は有効です。答えが長くなるほど、同じ表現の繰り返し、話の脱線、理由の薄さが見えやすくなります。録音練習の具体例は、IELTS Speakingの録音練習も参考になります。



比較表:TOEFL・IELTS対策に使いやすいオンライン英会話
ここでは、料金の安さだけではなく、試験形式、予約、講師の専門性、復習しやすさで見ます。料金やプランは変わるため、最終判断前に各公式ページで確認してください。
| サービス | 向きやすい目的 | 予約・月額の見方 | 確認したい点 |
|---|---|---|---|
| QQEnglish | 講師品質、フィードバック、カラン系の反応練習を重視する人 | 予約して学習時間を固定したい人向け。週1〜3回の質重視で考えます。 | 試験対策教材、講師の指摘量、レッスン後フィードバック |
| NativeCamp | 発話量を増やし、短い時間でも回数を重ねたい人 | 月額で回数を増やしやすいかを見る。予約不要で続く人向けです。 | 講師のばらつき、通信環境、復習を自分で残せるか |
| DMM英会話 | 毎日の会話習慣と教材の使いやすさを重視する人 | 毎日型で続けられるかを確認します。試験専用の深さは講師次第です。 | 教材、講師検索、Speaking添削の具体性 |
| Cambly | IELTS面接に近い自然な会話量を増やしたい人 | 受講時間と頻度で費用感が変わります。週何分使うか先に決めます。 | IELTS経験講師、録画・復習、質問の深掘り |
| Preply | TOEFL/IELTS経験講師を探し、継続的に見てもらいたい人 | 講師ごとに料金が違います。週1回の伴走として考えやすいです。 | 講師プロフィール、試験指導経験、宿題や添削の有無 |
| italki | 試験経験講師や特定アクセントの先生を探したい人 | 単発相談から継続まで調整しやすいかを見ます。 | 講師の専門領域、予約可能時間、復習方針 |
| Kimini英会話 | 基礎の会話習慣を作り、毎週の学習を安定させたい人 | 月額と予約の取りやすさを見ます。試験特化度は目的別に確認します。 | 教材レベル、予約枠、試験対策として足りない部分 |
試験経験講師だけで決めない
試験経験がある講師は重要です。ただし、それだけで選ぶと、予約が取れない、料金が続かない、復習が残らないという問題が出ます。
週に何回受けるかを先に決める
月額の安さは、使う回数で意味が変わります。週1回なら質重視、週3回以上なら予約の取りやすさ、毎日なら負担の軽さを見ます。


無料体験では、試験経験とフィードバックの具体性を見る
無料体験は、レッスンの雰囲気を見るだけでは足りません。TOEFLやIELTSで使うなら、講師がどこまで具体的に直してくれるかを見ます。
体験レッスンで聞く質問
「私の答えで一番スコアに影響しそうな点は何ですか」「発音、文法、構成のどれを先に直すべきですか」「次回までに何を録音すべきですか」と聞くと、指摘の具体性が分かります。
試験対策の深さは、先生ごとに違う
同じサービスでも、先生によって試験対策の深さは変わります。1回の体験で合わなかったからといって、そのサービス全体を切るより、条件を変えてもう1回見るほうが判断しやすいです。
レッスン前後の録音で、受けっぱなしを防ぐ
オンライン英会話は、受講中だけ頑張ると忘れます。TOEFLやIELTSでは、レッスン前後に録音を挟むだけで、復習の質が変わります。
録音を使った復習は、SayBackページや、オンライン英会話とSayBackの使い方とも相性が良いです。
聞き返すのは全部ではなく一部でいい
25分のレッスンを全部聞き返すと続きません。TOEFLなら言い始め、IELTSなら理由と例、発音なら通じにくい音だけを選びます。


こんな選び方は避けたい
TOEFL・IELTS向けのオンライン英会話で失敗しやすいのは、料金、講師名、口コミだけで選ぶことです。大切なのは、目的に対して続けられるかです。
- 安いから選ぶが、予約が面倒で週1回も受けない
- 有名講師を選ぶが、フィードバックが抽象的で復習できない
- IELTSとTOEFLを混ぜて、どちらにも中途半端になる
- レッスン後に録音もメモも残さず、同じミスを繰り返す
TOEFLとIELTSを同時に追いすぎない
両方を比較する時期はあっても、練習は分けたほうが安全です。TOEFLの録音型練習と、IELTSの面接型練習を同じレッスンで混ぜると、講師への依頼もぼやけます。
コーチングが必要な人もいる
3〜4か月でスコアが必要な人、独学で迷いが止まらない人、毎週やることが変わる人は、オンライン英会話だけで抱え込まないほうが現実的です。学習計画の固定は、英語コーチング比較も確認してください。





目的別に選ぶなら、この順番で考える
迷ったら、サービス名からではなく、いま一番困っていることから選びます。TOEFL・IELTS対策では、話す量、指摘の質、試験形式、復習のしやすさの優先順位が人によって違います。
TOEFL Integratedで聞き取れない人
聞き取りで詰まる人は、会話量だけを増やしても苦しいです。聞く、要約する、話すを分けて直す必要があります。詳しくは、TOEFL Speaking Integratedが聞き取れない時の練習法を見てください。
IELTS Speaking 6.5前後で止まる人
6.5前後で止まる場合、単語を増やすだけでなく、話のまとまり、自然な言い換え、Part 3の理由づけを見直します。IELTS Speaking 6.5から伸ばす練習法も参考になります。
無料体験では、試験対策として使えるかだけを見る
最初から1つに決めなくて構いません。TOEFLなら短く返す練習、IELTSなら会話を広げる練習として使えるかを確認しましょう。
よくある質問
TOEFL対策にオンライン英会話は使えますか?
使えます。ただし、普通の雑談ではなく、聞いた内容を短く返す、録音して聞き返す、答え始めを直す練習として使うほうがTOEFL向きです。
IELTS対策にはネイティブ講師が必要ですか?
ネイティブ講師だけが正解ではありません。IELTS形式に沿って質問を広げ、理由や例を具体的に直してくれる講師かを見てください。
TOEFLとIELTSを同じ先生で対策してもいいですか?
同じ先生でも構いませんが、レッスンごとに目的を分けます。TOEFLの日は録音型、IELTSの日は面接型の練習にすると混ざりにくいです。
料金が安いサービスを選んでも大丈夫ですか?
大丈夫です。ただし、週に何回受けるか、予約が続くか、復習を残せるかを見てください。安くても受けなければ効果は出にくいです。
録音復習は必要ですか?
必要です。毎回全部聞く必要はありませんが、TOEFLなら言い始め、IELTSなら理由と例を聞き返すだけでも改善点が見えます。
3〜4か月でスコアが必要な場合はどう選びますか?
オンライン英会話だけでなく、独学、添削、必要ならコーチングを分けて考えます。短期では、迷う時間を減らして練習を固定することが重要です。
公式試験形式はどこで確認すべきですか?
TOEFLはETS公式のSpeaking Section、IELTSはIELTS公式のAcademic Testを確認してください。形式は変わることがあるため、申込前に公式情報を見るのが安全です。
TOEFL・IELTS対策のオンライン英会話は、試験形式と復習で選ぶ
TOEFLなら、聞いて処理し、短く録音する練習。IELTSなら、会話を広げ、理由と例を自然に足す練習。この違いを押さえるだけで、オンライン英会話の選び方はかなり整理できます。
最後は、無料体験で講師の試験経験、指摘の具体性、予約の続けやすさ、録音復習のしやすさを確認してください。








